献血供給事業団は、国と日本赤十字社が行う意義ある血液事業を補完し、献血者の善意に応えるため、献血思想の普及と輸血用血液の円滑な供給のために、昭和42年に設立された組織です。
私たちは、日本赤十字社の血液事業の下、献血された輸血用血液を24時間365日、東京都内を中心に患者さんのもとへお届けすることを主な事業としております。「より安全、確実、迅速な供給体制の構築」を目指し、輸血用血液の供給にかかるシステムを新たに開発・導入し、さらなる業務の向上に努めております。
あわせて、血液から作られる血漿分画製剤も「形を変えた貴重な血液である」との考えから、血漿分画製剤の供給も行っています。
こうした事業を、平時のみならず災害等においても継続出来るように、防災体制の強化にも努めています。昭和58年に東京都の指定地方公共機関に指定され、現在は東京都及び日本赤十字社との訓練等を重ね連携強化を図っております。
患者さんのために何ができるか。
すべては血液を必要とする患者さんのために。
このように私たちは患者さんを第一に考え、さらなる供給体制、防災体制の充実を図り、職員の教育訓練、設備等の改善による機能の強化を推進してまいります。
何卒、本事業団の理念、事業活動にご理解とご賛同をいただき、格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
公益財団法人 献血供給事業団
理事長 北田 靖則