輸血用血液の供給業務 - 公益財団法人献血供給事業団

輸血用血液の供給業務

輸血用血液の供給体制

昭和42年設立以来、東京都内の医療機関(患者さん)が必要とする輸血用血液を、年間を通して24時間体制でお届けしています。

現在は都内4ヶ所の供給基地(供給部(新宿区若松町)、立川支所、辰巳支所、葛飾支所)に合計56台の緊急自動車を配備し、年間延べ約12万8千軒の医療機関へ1日3便、定期的に出動し、さらに緊急を要する場合には、直ちに患者さんのもとに輸血用血液をお届けできるように供給体制を維持しております。

供給エリア・拠点図

輸血用血液の供給量

令和4年度は約223万単位(単位換算)の輸血用血液を延べ約13万軒の医療機関に供給し、この供給単位数は全国で使用される輸血用血液の約13%にあたります。

また、医療機関の要請に基づく供給出動回数は年間55,871回(月平均4,656回)に及び、このうち7,001回(月平均583回)の緊急出動要請に対応しました。

緊急自動車の装備

デジタル無線機 基地局との通信には即応性の高い、災害時にも安定した通信手段確保しています。GPSシステムを搭載し、より早く医療機関へお届けできるよう各出動状況を把握しています。
4WD車を採用 降雪、暴風雨時、または災害時の被害道路でも安定した走行を確保しています。
カ―ナビゲーション 災害派遣時など都外の供給にも即刻に対応できるように装備しています。
探索灯・救急キット携帯 万が一の備えとして携帯しております。