供給管理システム「as」-公益財団法人献血供給事業団

輸血用血液製剤をより安全に、正確に、必要とする患者さんにお届けするために

「正確さ、的確さ」を意味する"accuracy"と「安全性」を意味する"safety"の頭文字をとって「as」と名づけました。

CONCEPT

私たちは設立から50年間、輸血を必要とする患者さんに、24時間365日休むことなく血液を供給し続けています。

安全、確実、迅速に輸血用血液製剤の供給を行うため、設備の充実や供給手順の改善を行ってきました。

さらなる供給過誤の防止とより良い供給体制の構築に向けて、輸血用血液製剤の供給管理システム「as」を開発しました。

PROJECT

2015年9月に供給管理システム開発委員会を発足し、1年間をかけて業務分析と要件定義を行なって、提案依頼書(RFP)を作成しました。

複数の候補の中から開発会社を決定し、2016年9月から開発をスタート。

asは3ヶ月のテスト期間を経て、2017年9月に本稼動しました。

SYSTEM

輸血用血液製剤の供給は、通常の物流・配送と異なり、出動直前の緊急要請や、出動後の変更等が発生します。その際、どのような準備状況であるか、現在どこまで供給しているかといった情報を把握し、最適な指示を行う必要があります。

asは、輸血用血液製剤の準備状況、出動後の供給進捗状況をリアルタイムで把握することで、突発的な変更にも柔軟に対応することができます。